患者さん一人一人に合わせた治療を目指しています。

理事長より

  • HOME »
  • 理事長より

医院のポリシーや考え方を書いてみました。ぜひご一読ください。(文責 理事長 河井聡)

・最も大事にしていることは診断です。

「診断力」

患者さんにとって本当に必要な処置なのかどうか判断するために最も大事なステップは診断です。いかに素晴らしい手技があっても、診断がきちんとなされていなければ、それはオーバートリートメントかもしれません。診断は様々な知識の上に成り立つ総合力の結晶です。当医院ではこの部分に最も力を入れていますし、自信を持っているところです。
歯は同じ状態でも全力で残すべき時もあれば、周りの歯のために早期に抜歯をすべき場合もあります。当医院ではきちんと診断し、患者さんにメリット、デメリット、リスクなどを説明し、常に最善の方法が選択できるように努めています。

・不得意をなくし、得意分野を作らないようにしています。

「包括的歯科診療」

例えば歯が欠損している場合、その部分を補うためにはいろいろな方法が考えられます。周りの歯と連結してブリッジをする方法、義歯を使う方法、インプラントをする方法、歯牙移植をする方法、矯正して歯を移動して補う方法などが方法は様々です。本来はその患者さん個々の状態をきちんと診断し、良い方法を提示すべきですが、歯科医師はとかく自分の得意な方法に誘導する傾向があります。すべての方法をきちんと理解していれば、偏った方法を選択することは無くなりますし、少し歯を矯正で動かしてからブリッジにするなどの複合技も可能になります。
院長(河井 昌子)は高齢者歯科や障害者歯科、乳児の舌小帯などを中心に取り組んできましたし、私(河井 聡)は小児の咬合誘導、インプラント、移植、コーヌス義歯などを中心に取り組んできました。二人で力を合わせて常に不得意をなくし、新しい技術も取り入れ、患者さんに合わせた提案ができるように努めています。

・小児の咬合育成は最高の予防だと考えています。

「小児診療」

成人の方の治療をしていて、大変な難症例に出会うことがあります。難症例は食いしばりや舌癖、片咬みなどの悪習癖が原因であることが多く、それらは成人になってからだとなかなか対処が難しいです。小児の頃から虫歯、咬み合わせ、悪習癖などの管理をしていくことが将来にわたっての最高の予防になります。小児の診療は泣いたり騒いだりで大変になることも多く、処置を避ける歯医者さんも少なくありません。しかし小児の診療は非常に重要だと考えています。乳歯を虫歯にしてしまっても、適切な治療をしその後きちんと管理することできれいな永久歯列に導くこともできます。子供の頃から歯は最低でもこのぐらいは磨くというような基準をしっかりつくり、汚れを効率的に落とす手技を身につけることができればそれが一生の習慣となっていくでしょう。歯並びをきれいに仕上げていくためにも、小さい頃から少しずつ介入していけば楽に矯正がすすめられます。当医院では0歳から定期健診を通じてお子さんの状態を管理、記録し、乳歯列から永久歯列にスムーズに移行できるようその時々に合わせ的確に診断、予防、処置を行い、咬合育成に努めています。子供も成人も両方診ていくことでわかることはとても多いのです。

・細かいところに拘ります。

「こだわりの診療」

「神は細部に宿る」という言葉があります。診療は色々な細かい処置の積み重ねの上に成り立っています。どこかのステップに問題があると、全てのやり直しが必要になる場合も少なくありません。「細かくこだわった細部こそが治療の成否を決める」と考え、細かいところにもなるべく丁寧にこだわるようにしています。
ただし丁寧に治療をすすめると、診療時間もどうしても長くかかってしまいます。当医院では一回の診療時間は1時間を目安に考えております。診療後に予定がある方はあらかじめ受付にお申し出ください。

・長期経過の記録を撮ることが私達の生きがいです。

「長期経過」

自分達の行なった治療が長期に維持されるように定期健診を繰り返し行い、変化を克明に写真やレントゲンなどの記録に残し、観察・分析しています。それを繰り返し経験していくことが最も重要な「診断力」の礎となっています。患者さんとともに咬める喜びを分かち合える、そんな診療を続けていきたいと思っています。

休診日 木曜・日曜・祭日 TEL 0422-28-4182 9:00~18:00(水・金・土は17:00まで)

PAGETOP
Copyright © 吉祥寺 河井歯科医院 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.