消毒コーナー
当医院では患者さんのお口の中で使用する治療器具は当然のことではありますが、きちんと滅菌したものを使用しています。世界で最も厳しいヨーロッパの規格であるEN13060に準拠した「クラスB」規格の滅菌システムを導入し、日本の歯科医院で通常行われる滅菌よりもワンランク上の滅菌を行っています。
クラスB滅菌とは・・・滅菌前後に真空と蒸気の注入を交互に繰り返すことで、複雑な形状の歯科器具の細部まで蒸気を行き渡らせ滅菌を行います。
デジタルエックス線装置
デンタルX線写真は3×4㎝程度の大きさのフィルムを患者さんの口の中に挿入して
一本づつの歯を精密に撮影するものです。歯科では15×30㎝程度のパノラマ断層撮影も多く使われますが、これは全体の状態がだいたいわかる程度のものとなり詳しい情報はわかりません。きちんと診断するためには欠かせない資料の一つです。
X線写真は未だフィルム撮影の方が階調が豊かで優れているといわれていますが、レントゲンの現像液・定着液などは環境汚染の原因にも繋がりますし、X線曝射量も若干多くなります。
ひばりヶ丘の本院では画質に拘りフィルムでの撮影を続けていますが、吉祥寺院ではデジタルX線を導入してみました。選択した機器は2015年8月に発売になったばかりのイメージングプレート方式のIPスキャナー「PSピックス2」です。154×204×193mmのかなり省スペースな上に以前と較べかなり画質も向上しているようです。これでフィルムと戦えるか?!
微酸性電解水アクアサニター
歯科のユニット内の水は配管が細く以前から汚染されていると言われていましたが、先日(2015.8)読売新聞で記事になっていました。そこで当医院ではユニット水に微酸性電解水「アクアサニター」を使用しています。「アクアサニター」は飲料適で飲むことも可能で安全な次亜塩素酸水です。イメージとしては非常に殺菌能力の高いプールのお水とお考え頂ければと思います。この水は細菌だけではなくウイルスにも効果がありますし、診療にも使用することで歯周病菌、虫歯菌にも効果がある機能水です。ユニットに入れていますので、ユニット水は無菌である上に、治療にも効果があります。
待合室でもお配りしていますので、是非使ってみてください。